在宅ワーク=自由、だと思っていた
在宅ワークと聞くと、
好きな時間に働けて、通勤もなくて、
人間関係のストレスも少ない。
ウェブデザイナーとして在宅で働く前の私は、
そんなイメージをかなり強く持っていました。
会社に縛られず、
自分のペースで仕事ができる。
在宅ワークは、きっと今より楽になるんだろう、と。
でも実際に在宅ワークを続けてみると、
「自由」という言葉で片づけるには、
少し違う感覚があることに気づきました。
自由だと感じる瞬間もある。
でも同時に、自由だからこそ戸惑う場面もあります。
この記事では、
在宅ウェブデザイナーとして働く中で感じた
在宅ワークの自由の現実を、そのまま書いていきます。
在宅ワークで「確かに自由だ」と感じるところ
まずは、実際にやってみて
「これは助かっている」と感じている部分から。
通勤がないというだけで、かなり違う
通勤がない生活は、想像以上に楽でした。
満員電車に乗らなくていい。
天気を気にしなくていい。
移動で体力を削られない。
朝の時間にも、夜の余裕にも、
少しずつ余白が生まれます。
これは在宅ワークの分かりやすいメリットだと思います。
作業環境を自分で決められる
在宅ワークでは、
机、椅子、音、明るさ、作業時間帯まで
すべて自分で決めることができます。
集中できない環境で我慢する必要がないのは、
精神的にもかなり楽でした。
思っていたより「自由じゃなかった」と感じたところ
一方で、在宅ワークを始めてから
意外だったこともあります。
時間は自由だけど、終わりがない
在宅ワークには、はっきりした定時がありません。
「今日はここまで」と自分で区切らない限り、
仕事はいくらでも続けられてしまいます。
夜になっても仕事のことを考えたり、
休んでいても、どこか気持ちが切り替わらなかったり。
自由なはずなのに、
常に仕事が近くにある感覚は、想像していませんでした。
管理されないことが不安になる
会社にいれば、
出社して席に座っているだけで
「働いている感覚」があります。
在宅ワークでは、それがありません。
今日はちゃんと働けているのか。
サボっていないか。
成果は足りているのか。
誰にも管理されない自由は、
そのまま不安にもつながると感じました。
休んでいるのに、休めていない
平日の昼間に休んでいると、
「今これをしていて大丈夫かな」と
ふと不安になることがあります。
時間は自由なのに、
気持ちが追いつかない。
在宅ワークならではの違和感でした。
在宅ワークは「自己判断の連続」
在宅ワークをしていると、
とにかく判断する回数が増えます。
・今日はどれくらい働くか
・どこまでやったら終わりにするか
・仕事を受けるか断るか
誰も決めてくれない分、
すべてを自分で選び続ける必要があります。
自由とは、
選択肢が多い状態。
楽かどうかは、人によると思います。
在宅ワークで感じた「自由の扱いにくさ」
在宅ワークを続けていて思うのは、
自由そのものよりも、
自由の扱い方が難しいということです。
会社勤めの頃は、
時間や役割の枠が決まっていました。
その中で動けばよかったので、
考えることは今より少なかった気がします。
在宅ワークになると、
その枠が一気になくなります。
今日は何時から始めるのか。
どこまでやれば十分なのか。
今のペースは適切なのか。
こうした判断を、毎日自分でしなければなりません。
自由があると、正解が分からなくなる
在宅ワークでは、
「これでOK」と言ってくれる人がほとんどいません。
頑張りすぎても止めてくれる人はいないし、
逆に足りなくても教えてもらえない。
自由がある分、
正解が見えにくい感覚が続きました。
少しずつ、自分なりの基準ができてきた
続けるうちに、
完璧な正解を探すのはやめました。
・今日はここまでできたらOK
・集中できない日は最低限だけ
・調子がいい日は少し多めに進める
そんな、
ゆるい基準を自分の中に作るようになりました。
自由をうまく使うというより、
自由に振り回されないための工夫に近いです。
それでも在宅ワークを続けている理由
ここまで読むと、
在宅ワークは大変そうに見えるかもしれません。
それでも私がこの働き方を続けているのは、
・人間関係のストレスが少ない
・生活に合わせて仕事量を調整できる
・無理なペースで働かなくていい
こうした点が、
自分には合っていると感じているからです。
自由=快適、ではありません。
でも、調整できる余地がある働き方だと思っています。
在宅ワークが向いていそうな人
実体験から感じるのは、在宅ワークは
・一人で作業する時間が苦にならない
・完璧じゃなくても決断できる
・自由と責任をセットで考えられる
こういう人には向いていそうだということです。
逆に、
常に指示がほしい人や、
仕事と生活を切り替えるのが苦手な人は、
きつく感じる場面が多いかもしれません。
まとめ|在宅ワークの自由は、こういうものだった
在宅ワークは、
何もしなくても楽な自由ではありません。
でも、
どう働くかを自分で選び続けられる自由はあります。
私は今のところ、
この少し不安定で、でも調整できる働き方を
選んでいます。
在宅ワークに対して
キラキラしたイメージに疲れている人には、
この現実のほうが、少し安心するかもしれません。


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